ユーザ申告によると 18～20km/Lくらいですから，改善の余地がありそうです。
●ハイブリッド車の燃費改善原理とは？
ハイブリッド車は，下記の4つの原理で，一般のクルマより燃費を改善しています。
(1) エンジンの高負荷条件を回避 … 高負荷の効率が悪いゾーンはモータでアシストして回避
(2) エンジンの低負荷条件を回避 … 低負荷の効率が悪いゾーンもモータ・アシストで回避 ～ EVモード走行
(3) 減速時のエネルギ回生 … 減速時の車体の運動エネルギを，発電機での発電でエネルギ回生
(4) アイドルストップ … アイドリング時，エンジンを停止することでムダな燃料をカット
このうち，運転操作で変わるのは，下記の点です
●4つの原理に基づいて，運転操作で良くする方法とは？
(1) エンジンの高負荷条件回避 … モータでアシストしますが，やはりエンジンの負荷が高い領域に入ると，効率が低下します → 全開加速など，高い負荷を与えないようにします。ただしゆっくりすぎる加速は低負荷になり，かえってエンジン効率が悪いところになります。
(2) 低負荷領域回避 … EVモード走行が使えます。しかし強い加速になると，自動的にエンジンがONしますので，強い負荷はやめましょう。なおEVモード走行にするためには，電池の充電量が十分あり，しかも負荷が低い走行でないとダメです。また無理矢理，EVモード走行が選べますが，これを選ぶと，電池の容量が大きく減り，エンジンの効率が悪い場合でも，エンジンで発電しますので，使わないようにしましょう（深夜，早朝の騒音対策用です）
(3) エネルギ回生 … モータ（発電機）の回生ブレーキと油圧ブレーキを併用します。減速がゆっくりであると，回生ブレーキ主体になり，燃費が良くなります。
(4) アイドルストップ … エンジンは停止していますが，エアコン用コンプレッサ（電動）はバッテリを消費しています。不要なときは，車両から降りましょう。
===================
日本自動車工業会が奨める燃費改善方法
● タイヤの空気圧を適正にしましょう
定期的にタイヤ空気圧を点検しましょう。
適正値で50km走行すると、50kPa減のときに比べて､約150ccの燃料を節約できます。
⇒CO2 1,250g削減（650km／月）
● 不要な荷物は降ろして走行しましょう
10kgの荷物を降ろして50km走行すると､約15ccの燃料を節約できます。
⇒CO2 130g削減（650km／月）
● 計画的なドライブをしましょう
地図やナビゲーションシステムなどを利用して、計画と準備をしましょう。また、交通情報を確認して渋滞を避ければ燃料と時間を節約できます。
● 駐停車のときはエンジンを止めましょう → プリウスはアイドルストップ車なので，該当しません
5分間アイドリングをやめると､約65ccの燃料を節約できます。
⇒CO2 420g削減（10回／月）
● 急発進、急加速を控えましょう
急発進を1回やめると約17cc､急加速を1回やめると約11ccの燃料を節約できます。
⇒CO2 360g削減（各20回／月）
● 経済速度で走行しましょう
一般道路では40～50㎞/ｈ、高速道路では80㎞/ｈが経済的です。100km/h走行を80km/h走行にすると燃費が10～30％向上します。
※法定速度を守り、安全運転に心がけてください。
● アクセル操作はなめらかにしましょう
普通の発進より少し緩やかに発進しましょう。（ 最初の5 秒で2 0km/hが目安）使用済みのバッテリーやタイヤなどの部品を廃棄するときは、購入した販売店に処分を依頼してください。
エンジンオイルなどの廃液やエアコンの冷媒（エアコンガス）も必ず適切な処理をしてください。
● 上手なアクセル操作をしましょう加速
加速終了後は、アクセルを少し多めにもどしてみましょう。シフトアップやロックアップが確実にでき、効率がよくなります。下り坂と減速早めにアクセルをもどし、エンジンブレーキを使いましょう。ガソリンエンジンでは燃料噴射の停止により燃費がよくなります。
● エアコンは控えめに使いましょう
エアコンを約6分間停止すると､約70ccの燃料を節約できます。
⇒CO2 1,340g削減（3時間／月）
※数値は、2,000ccクラスの乗用車
（ オートマチック車） の燃費11.7km/?（10・15モード） を基準に算出しています。
※CO2排出量はガソリン1?あたりのCO2排出係数0.64で算出していま
す。
プリウスαは3列シートで、燃費が良いからと言う理由だけで選んでおられるので、
質問者様の生活スタイルでは、何かを妥協しないと無理があると思います。
セレナハイブリットか、発売も近づいてきた、ヴォクシーやノアのハイブリットが良いんではないでしょうか？
車の乗り心地は数値などで表せませんので、感覚的な物になります。
同じ車でも人によって評価も違います。
現在のっている車などの影響もあり、好き嫌いもあります。
人によれば硬めの好きな人や柔らかめの好きな人も居ます。
短時間で有れば柔らかめの方が乗り心地が良いと思う人が多いでですが、長時間乗り続けるに硬い目の方が良いかもしれませんので、短時間の乗り比べで判断するのも危険です。
それでも、お比べの車なら一般的にはプリウスαの方が高価ですが大きく重くて、タイヤやシートなども違いますし重厚で一般的には良い乗り心地と言えると思います。
